東京都豊島区池袋。渋谷、新宿とならぶ東京副都心の一つである。そこに中国人の商店が集積してちょっとしたチャイナタウンになっているという。
中国人の移住者が次々あらたな移住者を呼んだ結果であろう。
横浜、神戸、長崎のチャイナタウンも似たような経緯で形成された。東京にもチャイナタウンができつつあるのだろう。
しかしこれは中国人に限ったことではない。ニューヨークをみれば、イタリア人街もあればアイルランド人のコミュニティもある。
ロンドンやパリにもインド人やアルジェリア人といった移民の町はある。
ブラジルのサンパウロには日本人の町があるじゃないか。
東京池袋にチャイナタウンが出来るのは日本が国際化した証である。
日本に外国人がいっぱいといわれて久しいが、田舎では外国を見かけることは少ない。
外国人が怖いなら半村良の小説のように、東北地方に日本純血主義の国を作ればいい。
世間では中国人に対する嫌悪感が増大しているらしいが、日本人に人気の『三國志』は中国の歴史である。『突き刺せ呂布子ちゃん』やら『恋姫無双』やら本家の冒涜としか思えない萌えマンガまで作られる『三國志』。
陳舜臣、王貞治、鳳蘭、ジュディ・オング、陳健一、余貴美子、金城武、阿部力なども中国人である。日本国籍を持っている人もいるが、王貞治は中華民国籍であるし、血統はいわゆる「シナ人」である。
私は「シナ人、王貞治は国へ帰れ!」などという言論を聞いたことがない。
それとも、フランスのサルコジみたいに「有能な移民は必要だ」と移民を能力で差別するのか?
池袋チャイナタウンができたら、関帝廟が建立されよう。関帝廟のないチャイナタウンなど画竜点睛を欠く。
関帝廟の祭神は関帝聖君こと関羽である。三國志の登場人物である。
池袋に巨大関羽像が鎮座する関帝廟が建てば、日本の三國志オタクの聖地になろう?
結構なことではないか?